京都 路上の段ボール強制撤去 京都市が代執行、店側反発

京都市は25日、上京区桝形通出町東入ルで、種苗店前の歩道上に積み上げられていた段ボール箱などを行政代執行で強制撤去した。道路法違反による行政代執行は1979年以来。

 市によると、種苗店は従来から歩道に商品などを置いて通行の支障になっており、市は2002年度以降、是正指導を繰り返していた。一時、改善がみられた時もあったが、再び大量の物品が歩道に置かれたため、2月24日に道路法に基づく除却命令を出した。

 代執行は午前9時に始まった。市職員や作業員の計30人が、長さ22メートルにわたって積み上げられた段ボールや雑誌などを除去し、トラックに運んだ。作業は夕方までかかる見通し。費用は約60万円で、市が同店経営者に請求する。

 種苗店を経営する男性(53)は「戦前から露店が出ていた場所で、昔から歩道に並べて商売をしていた。すべて撤去せよというのは心外だ」と反発している。