京都 ルノワール、透明感あふれる肌 京都市美術館

2016年03月19日

京都 ルノワール、透明感あふれる肌 京都市美術館

京都 ルノワール、透明感あふれる肌 京都市美術館

 19日に開幕する「光紡ぐ肌のルノワール展」(京都新聞など主催)の内覧会が18日、京都市左京区の市美術館で開かれた。印象派を代表する画家が生涯追い続けた透明感あふれる肌の女性像などが報道関係者に公開された。

 ルノワールは、妻や友人ら身近な女性をはじめ、街行くパリジェンヌ、女優、少女、子どもたちを好んでモチーフにした。同展は、生き生きとした人物たちを描いた作品計約60点を世界各国から集めて紹介する。

 日本初公開の「昼食後」は、柔らかな色彩で安らぎのひとときを表した名品。光と時間の移ろいの中に、ふくよかな肢体の女性、伸びやかに憩う少女、遊びに興じる子どもたちの健康的な美を表現している。

 6月5日まで。月曜休館(3月21日は開館)。有料。



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