京都 京大と東映、映像技術を開発へ 連携協定を締結

2016年03月10日

京都 京大と東映、映像技術を開発へ 連携協定を締結

京都 京大と東映、映像技術を開発へ 連携協定を締結

京都大と東映は9日、映像に関連する新技術の開発や新たな学問分野の創出などを目的とした連携協定を結んだ。映像を軸とした文化や産業の発展への貢献を目指す。

 コンテンツ産業への支援による地域創生に取り組む京都府が仲介した。2016年度にプロジェクトテーマを決め、17年度から東映の京都市右京区のスタジオや京大の研究設備などを利用して共同研究を進める。

 上京区の府庁で行われた締結式には、山極寿一京大総長と岡田裕介東映会長、山田啓二知事が出席した。山極総長は「イノベーションには、自然科学だけでなく、人文学や社会学も含めた学際的な視点が必要。総合大学の強みを生かしてプロジェクトに貢献したい」と述べ、岡田会長は「共同研究で、新たなコンピューターグラフィックが制作できるようなことができれば」と期待を寄せた。





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