京都 連日の陽気、ミツマタの花はや香る 京都、4月下旬並み

2016年03月08日

京都 連日の陽気、ミツマタの花はや香る 京都、4月下旬並み

京都 連日の陽気、ミツマタの花はや香る 京都、4月下旬並み


京都府内は7日、南から暖かい空気が入った影響で気温が上昇し、京都市では午後0時19分に19・4度を観測した。最高気温は、4月下旬並みの21度となる見込み。京都府立植物園(左京区)では低木のミツマタが、鮮やかな黄色の花を咲かせている。

 京都地方気象台によると、この暖かさは8日まで続く。9日以降は冬型の気圧配置に戻り、2月中旬並みの気温に下がるという。

 ミツマタはジンチョウゲ科で和紙の原料として知られ、紙幣にも使われている。園内では例年より1週間ほど早く、3月上旬から咲き始めた。

 現在は三分咲きで、拳大の「花序」と呼ばれる花の集まりから、ほのかに甘い香りを漂わせている。来園者は春の訪れを感じさせる黄色の花に見入っていた。園によると3月下旬まで楽しめるという。入園料が必要。



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