京都 <東日本大震災5年>帰還や住宅支援説明 避難者交流・相談会に90人 下京


東日本大震災 311

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東日本大震災の避難者を支援する交流・相談会が6日、京都市下京区の聞法会館で開かれ、約90人の避難者が参加した。専門家が就業や住宅などの相談に応じたほか、福島県白河市の名産「白河だるま」の絵付け体験や子供たちによる楽器演奏会などがあった。

 NPOなどでつくる「府避難者支援プラットフォーム」が住民同士の情報交換などに役立ててもらおうと企画し、今年で4回目。

 京都府の担当者による住宅支援や、福島、宮城両県職員による帰還支援などの説明もあった。

 福島県の担当者は「避難先から県内に戻る後押しをしてほしいという要望が多い」として、県内への移転費用支援について説明。一方で避難者は「本来戻りたい思いが強いが、除染の状況もまばらな状況。安心して帰れないという意見もあることをご承知願いたい」と訴えた。

 福島県郡山市から一家4人で避難した宇治市の看護師(35)は「当時0歳と5歳の子どもがいて心配で避難しました。周りの人の温かさに助けられて今は前向きに暮らしています。会では情報交換ができ、地元の様子も分かりありがたい」と話していた。

 府によると、府内への避難者は2月末で、少なくとも681人いるという。