京都 フタバアオイ、伝統野菜…残したい京都生きもの100選

2016年03月07日

京都 フタバアオイ、伝統野菜…残したい京都生きもの100選

京都 フタバアオイ、伝統野菜…残したい京都生きもの100選

京都市は、市内で大切に残したい自然を「京都生きもの100選」として選定した。市民らの投票で選び、寺社の樹木、ゲンジホタルなどの生物、市民の自然保全活動といった多様な内容となった。

 自然環境や伝統文化への関心を高めてもらうことを目的に、市が初めて企画した。市が事前に選んだ197件の候補について、市のホームページ(HP)や区役所などで投票を受け付けた。2632人から2万4754票の投票があり、得票が多かった103件を決めた。

 深泥池、平野神社のサクラ(北区)、堀川通のイチョウ並木(上京区)、青蓮院のクスノキ(東山区)、音羽山のミドリセンチコガネ(山科区)、鞍馬の火祭(左京区)、洛西の竹林(西京区)、桂川、フジバカマやフタバアオイの保全活動、京の伝統野菜など、幅広い内容となった。

 区分別では、生物多様性保全の上で重要な生きものやその生息、生育場所が59件、市民や事業者の取り組みが11件、観光や伝統文化を支える生物多様性の情報が33件となった。

 103件の内容、写真は京都市の生物多様性専用HP「京・生きものミュージアム」で公開している。アドレスはhttp://ikimono?museum.com/



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