京都 東本願寺御影堂の二重門再び 京都で通り初め

2016年03月05日

京都 東本願寺御影堂の二重門再び 京都で通り初め

京都 東本願寺御影堂の二重門再び 京都で通り初め

 東本願寺(真宗大谷派本山、京都市下京区)の御影(ごえい)堂門の修理が完了し、4日に通り初めが行われた。関係者が巨大な二層建ての二重門をくぐった。

 門は国の登録有形文化財で、東西約13メートル、南北約21メートル、高さ約27メートルの入母屋造。文化財の指定を受けている山門の中で最も高いという。現在の御影堂門は1911(明治44)年の再建。2012年2月?15年12月まで約4年かけて修理していたため、一部の期間を除いて通れなかった。

 午後1時に門扉が開けられ、大谷暢顕(ちょうけん)門首夫妻ら同派の関係者約250人が通り抜け、世界最大級の木造建造物御影堂に進んだ。今後、参拝者も通ることができる。夜間は閉められる。

 東本願寺では、2004年から順次進めていた御影堂、阿弥陀(あみだ)堂、御影堂門の修理が完了した。今月31日には、本尊の阿弥陀如来立像を、修理を終えたばかりの阿弥陀堂に戻す還座(げんざ)式が行われる。



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