京都 野口みずき横断幕で後押し 京都・三条会商店街

2016年03月05日

京都 野口みずき横断幕で後押し 京都・三条会商店街

京都 野口みずき横断幕で後押し 京都・三条会商店街

アテネ五輪女子マラソン金メダリストで、13日の名古屋ウィメンズマラソンに出場する野口みずき選手(37)を応援する新しい横断幕が、京都市中京区の京都三条会商店街に登場した。野口選手は同レースでリオデジャネイロ五輪出場権獲得を目指しており、商店街の店舗有志でつくる「野口みずき応援団」が当日に横断幕や小旗を持参して現地で声援を送る。

 同商店街は長さ800メートルの長いアーケードがある。野口選手は三重県の高校から京都の実業団に入った後、雨の日でもぬれずに走れる同商店街を練習場所の一つにしてきた。

 野口選手が2004年のアテネ五輪で優勝した時は、商店街を人力車でパレードした。商店街では継続的に横断幕を張り出し、応援団は野口選手が出場する海外のレースにも出かけてきた。

 野口選手が現在所属する実業団は3年前に京都から神戸に拠点を移したが、その後も商店街の応援は続いている。名古屋のレースは約2年半ぶりのフルマラソンとなるため、横断幕を新調した。

 横断幕は縦1・2メートル、横3・5メートル。目立つ黄色を基調にし、買い物客らに目立つようにした。レース前日の12日まで掲げ、これまで製作した横断幕とともに、応援団が当日朝に名古屋に持って行く。

 応援団長を務める杉山順一さん(56)は「結果次第で野口選手は現役最後のレースになるかもしれないが、どんな結果でも笑顔でゴールしてほしい」と話した。



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