京都 麺製品に縫い針混入した疑い 製麺会社の元従業員を逮捕

2016年03月03日

京都 麺製品に縫い針混入した疑い 製麺会社の元従業員を逮捕

京都 麺製品に縫い針混入した疑い 製麺会社の元従業員を逮捕

京都の百貨店で販売中の麺製品に縫い針を混入させたとして、京都府警は2日、京都市中京区壬生高樋(みぶたかひ)町の無職吉本富士江容疑者(54)を偽計業務妨害容疑で逮捕し、発表した。吉本容疑者は、麺製品を製造した京都市の製麺会社に昨年2月まで勤めていた。「処遇面で不満があった」と容疑を認めているという。

 下京署によると、吉本容疑者は昨年2月8?10日、いずれも京都市下京区の百貨店「藤井大丸」「大丸京都店」「京都高島屋」の食品売り場で、麺製品計4袋に縫い針を混入させ、製麺会社に商品回収をさせるなどして業務を妨害した疑いがある。防犯カメラの映像から関与が浮上した。大阪市北区の「成城石井梅田店」でも昨年2月、同じ社の製品から縫い針が見つかっており、関連を調べる。

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「処遇に不満」針混入容疑で元バイトの女逮捕 京都府警

 京都や大阪の百貨店で昨年2月、商品の麺類から縫い針が見つかった事件で、下京署は2日、偽計業務妨害の疑いで、京都市中京区壬生高樋町、無職の女(54)を逮捕した。

 同署によると、女は2000年6月から、商品の製造元の製麺会社「薬師庵」(右京区)でアルバイトとして勤務。14年に休職し、昨年2月末に退社した。「処遇面で不満があり、迷惑を掛けようと思った」などと供述している、という。

 逮捕容疑は、昨年2月8?10日、藤井大丸と大丸京都店、京都高島屋(いずれも下京区)の食品売り場で、薬師庵が製造した中華そばやうどんの袋計4点に長さ約3・5?4センチの縫い針をそれぞれ混入させ、同社の業務を妨害した疑い。

 昨年2月には、成城石井梅田店(大阪市北区)でも同様の被害が確認されており、同署が関連を調べる。

 薬師庵の山下真司副社長(44)は「不満の内容がわからず、言ってほしかった。元従業員という身内の犯行で、お客様にご心配とご迷惑をかけ、大変申し訳ない」と話した。

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