京都 京大掘ったら土器が出た! 縄文?弥生期、60点を展示

京都大の発掘調査で出土した遺物の特別展「文化財発掘??京大キャンパスの弥生時代」が、京都市左京区の京都大総合博物館で開かれている。縄文時代晩期から弥生時代中期にかけての土器など約60点を展示している。

 吉田キャンパス内で京都大文化財総合研究センターが35年以上にわたって行った発掘調査の成果を紹介するシリーズの第2弾。今回は弥生時代の遺物を中心としている。

 キャンパスでは約2400年前の水田跡が残りのよい状態で見つかっている。小単位のあぜで区切られた水田遺構の写真パネルを展示し、同時期に近くで見つかったさまざまな形の弥生前期の土器も並べた。

 水田が洪水で埋まった洪水砂層の上には、当時の住民の墓とみられる「方形周溝墓」があり、葬送に使われた土器も見ることができる。それらの弥生中期後半の土器には、琵琶湖畔など近隣地域の特徴を持つ土器が多く、当時の交流をしのばせる。

 有料。4月17日まで(月、火曜日休館)。3月26日と4月2日の午前10時から関連講演会がある。同博物館TEL075(753)3272。