京都 任天堂、減収予想に一転 3月期、3DS不振と円高

2016年02月27日

京都 任天堂、減収予想に一転 3月期、3DS不振と円高

京都 任天堂、減収予想に一転 3月期、3DS不振と円高

任天堂は26日、2016年3月期連結業績予想を期初発表の売上高5700億円から5千億円(前期比9・1%減)に下方修正し、利益も大幅に引き下げた。携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の不振と為替の円高が響き、増収予想から減収予想に一転した。

 ニンテンドー3DSはソフトのヒット作が少なく、年末商戦も伸び悩んだため、年間販売予想を760万台から660万台に引き下げた。ソフトの年間販売予想も5600万本から4700万本に変更した。

 経常利益は550億円から250億円(同64・6%減)に、純利益も350億円から170億円(59・4%減)にそれぞれ見直した。円高で2、3月の為替レートを120円から115円に変更し、為替差損約200億円を織り込んだ。配当予想は年150円を据え置いた。



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