京都 北野天満宮 梅花祭  春の香りおもてなし

2016年02月26日

京都 北野天満宮 梅花祭  春の香りおもてなし

京都  北野天満宮 梅花祭  春の香りおもてなし

京都市上京区にある北野天満宮の境内ではおよそ1500本の梅の木が花を咲かせています。

今月25日は菅原道真公の命日にあたり、「梅花祭」が執り行われました。お茶席では多くの観光客や地元の人達が、一足早い春の訪れを感じていました。

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京都・北野天満宮で梅花祭 春の香りおもてなし

梅を愛した菅原道真の命日に遺徳をしのぶ「梅花祭」が25日、京都市上京区の北野天満宮であった。神事とともに、恒例の茶会が催され、参拝者は見頃を迎えた梅の花をめでながら野点(のだて)を楽しんだ。

 本殿では平安時代から続く神事が行われた。天満宮に仕えた人の子孫でつくる「七保会」の会員が、米を蒸して大小の台に盛った「大飯(おおばん)」と「小飯(こばん)」、和紙を筒状に整えて玄米を入れて紅白の梅の小枝を差した「紙立(こうだて)」を神前に供えた。

 境内では、安土桃山時代に豊臣秀吉が催した「北野大茶湯」にちなむ茶会が開かれ、参拝者や外国人観光客らが上七軒歌舞会の芸舞妓のもてなしを受けた。北区の小林美智子さん(72)は「芸舞妓さんが華やかで、快晴のもとでお茶をいただき最高でした。梅の甘い香りも漂い『東風(こち)吹かば』でした」と話していた。

 境内には約1500本の梅の木が植わる。梅園(有料)は3月下旬まで。

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梅も舞妓もお接待

◇北野天満宮

 学問の神様・菅原道真の命日にあたる25日、道真をまつる北野天満宮(上京区)で「梅花祭」が開かれた。紅白の中咲きの梅が満開を迎えた境内には野点のだて席が設けられ、門前町の花街・上七軒の芸舞妓まいこが薄茶で参拝者をもてなした=写真、吉野拓也撮影=。

 境内には約50種類、1500本の梅が植えられている。今年は年明けに暖かい日が続き、「月の桂」「寒衣」など中咲き品種が例年より約2週間早く見頃を迎えた。遅咲きの梅も咲き始めており、3月中旬まで楽しめるという。

 左京区の公務員・山田京子さん(30)は「初めて近くで見た舞妓さんは梅にも負けず奇麗だった。天気も良く、すがすがしくお茶を楽しめました」と笑顔を見せた。
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