京都 京大は個人時計禁止 国公立大入試2次前期日程始まる

2016年02月26日

京都 京大は個人時計禁止 国公立大入試2次前期日程始まる

京都 京大は個人時計禁止 国公立大入試2次前期日程始まる

国公立大2次試験の前期日程が25日、全国で始まった。全国161大学554学部に25万8192人が志願し、募集人員に対する倍率は3・2倍と昨年並み。京都と滋賀では、9大学に計約1万4900人が春を目指して試験に挑んだ。

 京都・滋賀で最多の8029人が志願した京都市左京区の京都大では、受験生がキャンパス周辺で高校や予備校関係者から激励を受けた。参考書を読みながら最後の確認をし、緊張した面持ちで受験会場に向かった。

 午前9時半から国語の試験が行われた。腕時計型端末(スマートウオッチ)でのカンニング防止のため、今回から個人時計の持ち込みは禁止で、会場には電波時計が掲げられた。試験前には試験官が会場を見回り、机上に出ている持ち物をチェックしていた。

 後期日程は3月12日以降に京都大や滋賀大など141大学452学部で、一部公立大の中期日程は同8日以降に14大学14学部で実施される。



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