京都 「はてな」マザーズ上場 京都創業のITベンチャー

京都市で創業したITベンチャーのはてな(東京)は24日、東証マザーズ市場に新規上場した。公募価格は800円だったが、初日の取引では買い注文が膨らみ、取引が成立しなかった。

 はてなは2001年、京都リサーチパーク(京都市下京区)で設立した。個人が無料で開設できる「はてなブログ」や、気に入った記事を会員同士で共有するサイト「はてなブックマーク」などの各種インターネットサービスを開発運営するほか、法人向けのネット広告も手掛けている。

 京都本社(中京区)で主に開発などを行っているが、登記上の本社は東京本店に移転済みで、営業や総務部門を置いている。16年7月期(非連結)は、売上高が前期比35・3%増の14億8千万円、経常利益が1%増の1億6600万円、純利益が91・7%増の1億500万円を見込む。無配。上場によって知名度を高めるとともに、調達資金で技術者の採用や営業体制を強化する。

 栗栖義臣社長は買い一色となって初値が付かなかったことについて「投資家に期待してもらい感謝している。一喜一憂せずに業績の向上に注力したい」とコメントした。