京都 大鏡餅持ち上げ、力を奉納 京都・醍醐寺「五大力さん」

2016年02月24日

京都 大鏡餅持ち上げ、力を奉納 京都・醍醐寺「五大力さん」

京都 大鏡餅持ち上げ、力を奉納 京都・醍醐寺「五大力さん」

特大の鏡餅を持ち上げた時間を競う恒例の「餅上げ力奉納」が23日、京都市伏見区の醍醐寺であった。両手両足に力を込めて歯を食いしばる参加者に、大きな声援が送られた。

 「五大力さん」の呼び名で親しまれる法要「五大力尊仁王会」の行事の一つ。不動明王など五大明王に「力」を奉納することで、無病息災などの御利益を授かるとされている。

 二段重ねの鏡餅は、男性が150キロ、女性が90キロ。今年は10代ー60代の男性36人と女性16人が参加した。

 女性の部では、餅を動かせない人が続いた。ようやく持ち上げた参加者に、周囲から歓声が上がり、経過時間がアナウンスされるたびに拍手がわき起こった。5分48秒の記録で優勝した山科区の川辺マキさん(40)は、東日本大震災などを機に東海地方から京都市へ移り住んだ。今回が5度目の挑戦で「京都の人が優しく温かく迎えてくれたので、感謝を込めて持ち上げました」と喜んでいた。男性の部は、大津市の公務員山腰祐司さん(49)が4分25秒で優勝した




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