京都<京響>練習公開が人気 毎月1回、抽選で50人無料招待

2016年02月22日

京都<京響>練習公開が人気 毎月1回、抽選で50人無料招待

京都<京響>練習公開が人気 毎月1回、抽選で50人無料招待

京都市交響楽団(京響)の練習公開が、クラシック愛好者の人気を呼んでいる。毎月1回、50人を抽選で無料招待。「完成品」のコンサートとはひと味違う熱い雰囲気を楽しめるとあって、愛好者にはたまらない場所のようだ。

 京響は1956年4月、国内唯一の自治体直営オーケストラとして誕生した。その翌年には早くも東京公演を実現し、京都コンサートホール(京都市左京区)を拠点にしながら、国内外で幅広く活動している。コンサートチケットの完売が続き、昨年から奇数月に限り公演を2回に増やした。練習は北区出雲路立本町(出雲路橋西詰そば)の京響練習場で不定期に行い、うち月1回、愛好者を招待している。度々訪れるという山科区の近藤省三さん(67)は「同じ楽譜でも、指揮者によって全く違う曲になる。どういうプロセスを経て完成品が出来上がるのかが、練習を見るとよく分かる。毎回抽選に応募し、ここに来るのが楽しみ」と話す。問い合わせは京都市音楽芸術文化振興財団(075・711・3110)。【



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