京都 「スマホ利用、親子でルール」 ネットいじめ学ぶ
2016年02月22日
京都 「スマホ利用、親子でルール」 ネットいじめ学ぶ
京都 「スマホ利用、親子でルール」 ネットいじめ学ぶ
インターネットで同級生をからかったり、中傷したりする「ネットいじめ」について学ぶ講演会が21日、上京区のホテルで開かれた。府や市町村、学校、警察などでつくる「府いじめ問題対策連絡会議」が初めて主催。教員や保護者ら約260人が耳を傾けた。
会では、いじめ問題を調査している佛教大の原清治教授と、ネットの監視をしているIT企業「ピットクルー」の担当者が講演。
原教授は府内の高校での調査結果から、「ほとんどの高校生はスマートフォンなどの利用ルールを家族で決めていないが、決めている学生たちは大部分が従っている」と指摘。「押しつけではなく、親子で守れるようなルールを決めることが、ネットいじめの被害者・加害者にならないために重要だ」と語った。
連絡会議は2014年度に設立。昨年末に「保護者や教員のために、情報を共有すべき」という声が出て、講演会を企画した。
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