京都 理科学ぶ楽しさ支援 京都府教委、中学に学生派遣へ

2016年02月21日

京都 理科学ぶ楽しさ支援 京都府教委、中学に学生派遣へ

京都 理科学ぶ楽しさ支援 京都府教委、中学に学生派遣へ

京都府教育委員会は2016年度、公立中学に理科の授業を手助けする支援員を新たに派遣する。多忙な教員をサポートし、実験や観察の機会を増やすことで、理科に対する中学生の関心を高める狙い。理科教育に詳しい学識者も助言役に送り込み、効果的な指導方法に結びつける。

 理科支援員には理系の大学生や大学院生を想定する。1人あたり週20時間ほど中学校に入ってもらい、実験の企画や準備、授業における教員の助手役などを担ってもらう。派遣先には京都市を除く府内市町の中学6、7校を予定している。理科教育を専門にする大学教授も中学校のアドバイザー役になってもらい、生徒の関心を引きつける実験内容や授業の進め方などを助言してもらう予定だ。

 本年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、府内の中学3年は教科別で理科の正答率だけが全国平均を下回った。併せて行われたアンケートでは「理科の勉強が好きか」との質問に「はい」と答えたのは24・2%と全国平均の29・8%より低かった。現行の学習指導要領で重視されている実験や観察の機会が週1回以上あるという回答も16%にとどまった。

 大学生らを理科支援員として配置する事業は科学技術振興機構が07?12年度に小学5、6年生向けに実施した先行例がある。府教委は同事業を参考に、中学生向けのてこ入れ策として独自制度を設けることにした。新年度当初予算案に関連事業費800万円を計上した。



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