京都 病院の手術室を「物干し場」に転用…オペできず

2016年02月21日

京都 病院の手術室を「物干し場」に転用…オペできず

京都  病院の手術室を「物干し場」に転用…オペできず

京都市内にある病院が、手術室を、「服を干すスペース」など本来の用途ではない使い方をして、手術ができない状態が続いていたことがわかりました。

下京区の「京都四条病院」は、初期救急医療の施設から患者を受け入れる「二次救急医療機関」に指定されています。当番の日には救急患者の受け入れに必要な設備を確保しなければなりません。しかし「京都四条病院」は、人員不足に加え、手術件数の減少もあって、手術室を「洗濯物の干し場」や「患者の着替え場所」に使うなどして、手術の受け入れを断るケースがありました。病院側は、「手術以外の用途に使ったことを反省している」と話し、現在は改善しているということです。二次救急医療機関に指定されている病院には京都市から補助金が出ていて、「京都四条病院」には2012年度から3年間で270万円以上が交付されています。



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