京都の「新風館」閉館まで40日 インスタグラム企画で思い出作りも

2016年02月17日

京都の「新風館」閉館まで40日 インスタグラム企画で思い出作りも

京都の「新風館」閉館まで40日 インスタグラム企画で思い出作りも

烏丸御池の商業施設「新風館」(京都市中京区烏丸通姉小路下る場之町、TEL 075-213-6688)で現在、3月27日の閉館を前にインスタグラムを使った企画「新風時間」を行っている。

  館内にはカウントダウン看板も設置されている

 かつて電話交換オペレーションセンターとして使われた「京都中央電話局」の建物をリノベーションして2001年に開業した同施設。中心部分に設けた半野外ステージ「Re-Cue(リキュウ)ホール」を囲むように、ファッション、雑貨やレストランなどが並ぶ。

  「新風時間」は、新風館で過ごした思い出を振り返ってもらおうと企画したもの。同館公式アカウントをフォローした後、インスタグラムにハッシュタグ「#新風時間」を付け投稿。エピソードや写真は同館ホームページでも紹介する。「いいね!」獲得数の多い人や、「ベストエピソード賞」に選ばれた人には、旅行券などを贈呈する。投稿写真は組み合わせるなどして一つの作品として館内でも展示する予定という。

  同館の渡辺宏紀さんは「15年間多くの方に来ていただいて本当に感謝。閉館する前に思い出の場所で写真を撮ってもらえたら」と呼び掛ける。「3月にはゆかりのアーティストが次々と登場するので楽しみにしてほしい」とも。

  閉館後は4月以降に解体を始め、地下2階地上7階建ての商業施設になるという。新施設は、1階・地下1階が商業スペース、2?7階がホテルの複合施設になる予定で、2019年の開業を目指す。新館と旧館の間には中庭を設けるが、ステージは残らない予定という。

  投稿は2月29日まで。



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