京都 政治学者の京極純一さんが死去

2016年02月13日

京都 政治学者の京極純一さんが死去

京都 政治学者の京極純一さんが死去


 統計的手法を用いた政治学を確立した東大名誉教授で文化功労者の政治学者京極純一(きょうごく・じゅんいち)さんが1日午後3時40分、老衰のため東京都江東区の病院で死去した。92歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は長男啓史(けいじ)氏。

 京都市で生まれ、母の郷里の高知へ。東大在学中に学徒出陣。戦後、東大の教授に。統計学や数量分析の手法を政治学に取り入れ、選挙や世論、政治意識を分析。政治過程論として発展させた。

 東大退官後、千葉大教授、東京女子大学長を歴任した。



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