京都 西本願寺阿弥陀堂で結婚式を 10組限定、一般は初

2016年02月11日

京都 西本願寺阿弥陀堂で結婚式を 10組限定、一般は初

京都 西本願寺阿弥陀堂で結婚式を 10組限定、一般は初

浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は10日、10月?来年5月のうちの10日間、境内の国宝・阿弥陀(あみだ)堂で仏前結婚式を行うと発表した。僧侶だけでなく、一般からも受式者を受け付ける。同派によると、親鸞の血筋の大谷家以外の人が阿弥陀堂で結婚式を行うのは初めて。

 10月?来年5月中に80日間、2014年に大谷光淳氏(38)が門主に就任したことを内外に披露する「伝灯奉告法要」が営まれる。仏前結婚式は同法要の記念行事。

 法要期間中に計10日ある日曜の午前中に行う。1日1組に限定。衣装代などは受式者が負担するが、式自体は無料。仏前結婚式では、本尊の阿弥陀如来立像の前で、記念の念珠が授与される。堂内で記念撮影も行う。

 阿弥陀堂は、本尊を安置する同派の重要施設で、1760年に再建された。南北45メートル、東西42メートル。14年に国宝に指定された。

 3月10日に同派のホームページで募集要項を公開し、受け付けを開始する。問い合わせは同派行事部TEL075(371)5181。



kyoto00glo at 06:10|PermalinkComments(0)