京都 全長4m生きたダイオウイカ 京都・伊根湾沖で撮影

2016年02月10日

京都 全長4m生きたダイオウイカ 京都・伊根湾沖で撮影

京都 全長4m生きたダイオウイカ 京都・伊根湾沖で撮影

世界最大級の無脊椎動物として知られるダイオウイカがこのほど、京都府伊根町の伊根湾沖で生きた状態で見つかった。体長約4メートルで、鮮やかな赤い表皮が確認できる。

 ダイオウイカは6日早朝、伊根湾沖100メートルの定置網にかかっているのを漁業白須主一郎さん(54)=同町亀島=が発見した。「水面に大きなイカが浮いていた。40年近く漁業をしているが、生きたダイオウイカは初めてで驚いた」と話す。網を引き揚げると体が傷ついて色が落ちてしまうため、網に入った状態で住民グループ代表の永濵克良さん(61)=同=が撮影した。ダイオウイカはその後、網から逃げたという。

 深海に住むダイオウイカは近年、日本海岸で水揚げが相次いでいるが、生態は謎に包まれている。府海洋センター(宮津市)によると、「死んだり弱った状態で岸に打ち上がることはあるが、傷がなく生きている姿をとらえたのは珍しい」としている。




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