京都 iPSから免疫活性化細胞 京大、がん治療に応用期待

2016年02月10日

京都 iPSから免疫活性化細胞 京大、がん治療に応用期待

京都 iPSから免疫活性化細胞 京大、がん治療に応用期待

ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から免疫機能を活性化させる細胞を作製することに、京都大iPS細胞研究所の金子新准教授と喜多山秀一研究員らが成功した。がんに対する有効な免疫療法への応用が期待できる。米科学誌に10日、発表する。

 金子准教授らは、健常者の免疫細胞からiPS細胞を作製。生理活性物質などを使ってiPS細胞から再び、免疫細胞を誘導した。

 作製した細胞は、基となった免疫細胞と比べやや劣るものの、がん細胞を攻撃する別の免疫細胞を活性化させる働きを持っていた。さらに細胞自身が直接、がん細胞を攻撃する機能を新たに獲得していた。

 がん患者の多くは、免疫細胞が減少し機能も低下している。金子准教授は「作製に成功した免疫細胞は、iPS細胞を用いて大量に作ることができる。細胞を使ってさまざまな治療法開発につなげたい」と話している。



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