京都 二条城の壁にへこみ ゴルフボールの跡? 被害届を検討

2016年02月07日

京都 二条城の壁にへこみ ゴルフボールの跡? 被害届を検討

京都 二条城の壁にへこみ ゴルフボールの跡? 被害届を検討

京都市は6日、世界遺産・二条城の北大手門(国重要文化財)の内壁に30?40カ所の円形のへこみを確認したと明らかにした。何者かがゴルフボールをぶつけるなどした可能性があるという。同市は文化財保護法違反の疑いもあるとみて京都府警に相談しており、今後は被害届の提出も検討するとしている。

 京都市の元離宮二条城事務所によると、職員が2日午後、北大手門の左右にそれぞれ長さ9メートルほど続く内壁の漆喰(しっくい)部分でへこみを確認した。漆喰部分は高さ3・3メートルほどの石垣の上にあり、へこみはいずれも直径数センチの円形だった。北大手門の中への一般人の立ち入りは禁じられている。門近くの詰め所には午前8時半?午後5時15分に警備員がいるが、異状には気づかなかったという。

 同事務所の久野育(いくし)次長は「残念に思う。修復については文化庁と相談したい」と話している。
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世界遺産  二条城の壁にゴルフボールの跡か


世界遺産の京都・二条城で、重要文化財に指定されている門に続く壁の内側に、ボールをぶつけたようなくぼみが多数見つかりました。

今月2日、二条城の重要文化財・北大手門に続く壁の内側に、円形のくぼみができているのを管理事務所の職員が発見しました。くぼみは直径数センチの大きさで、一部にはゴルフボールのような模様もあり、壁の漆喰部分を中心におよそ40ヵ所見つかったということです。この門は手前の庭園部分から立ち入り禁止になっていて、昼間は近くに警備員も常駐していますが、異変には気づかなかったということです。市は、何者かが壁を傷つけた可能性もあるとして、警察に相談。修復などの対応について文化庁とも協議する方針です。
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世界遺産・二条城にボール?痕 内壁40カ所、被害届へ

世界遺産の二条城(京都市中京区)で、重要文化財の北大手門の内壁に直径数センチのくぼみが40カ所あることが6日までに分かった。市は人為的につけられた可能性があるとみて、中京署に被害届を出すことを検討している。

 市元離宮二条城事務所によると、職員が今月2日に確認した。門左右のしっくい壁(高さ約7メートル)に幅約9メートルにわたってあり、一部にゴルフボールの表面のような模様があった。ほこりや汚れの状態から数年前にできたとみられるという。

 同門は立ち入り禁止で、近くに警備員が昼間常駐する詰め所がある。同事務所は「どのような経緯でついたか不明」としている。

 同事務所は半年に1回、城内建造物の破損状況を確認しているが、城壁はしっくいの?離やひび割れの有無を点検するのが主で、くぼみは遠目から目立たず、見落としていた可能性があるという。

 修復について同事務所は文化庁と必要性を協議するとしている。

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