京都 男女の姿、大胆におおらかに 京都で西日本初の春画展


西日本で初となる本格的な「春画展」(春画展日本開催実行委など主催、京都新聞共催)の内覧会が5日、京都市左京区の細見美術館で開かれた。昨年大きな反響を呼んだ東京展の巡回展で、内覧会には大勢の報道陣が詰めかけた。招待客らは、男女の姿を大胆に、おおらかに表現する春画の世界に見入った。

 春画は男女の性愛を描写した浮世絵で、鈴木春信、葛飾北斎、喜多川歌麿ら名だたる絵師たちが手掛け、大名から庶民まで楽しんだ。明治以降はタブー視されていたが、2014年に大英博物館が大規模展を開くなど国際的な評価が高まり、研究も進んでいる。同展は、京都展のみ出品の12件を含む優品計135件を前後期に分けて紹介する。

 あでやかな着物の男女がむつみ合う場面をはじめ、妖怪や幽霊がコミカルに描かれる作品、物語性豊かな絵巻、貴重な肉筆画などが並ぶ。日本最大級の春画屏風(びょうぶ)のほか、京都の絵師の佳品、土佐派の模写本など京都ならではの章も見どころになっている。6日から4月10日まで。月曜休館(3月21日は開館)。有料。18歳未満は入館できない。