京都 マイバッグ普及率が8割超に
2016年02月05日
京都 マイバッグ普及率が8割超に=レジ袋有料化が奏功?京都市
京都 マイバッグ普及率が8割超に=レジ袋有料化が奏功?京都市
京都市は4日、昨年10月から新たにレジ袋を有料化した市内食品スーパー9事業者(計111店舗)に聞き取り調査した結果、同11月にレジ袋を辞退し、マイバッグを使用した買い物客が平均で80%を超えたことを明らかにした。
111店舗でレジ袋を辞退した買い物客は、昨年8、9月がそれぞれ平均38%、39%。これに対し、同10月は79%まで大きく上昇、同11月は81%に達した。今年1月末時点では、市内のスーパー27事業者196店舗がレジ袋を有料化している。
市北部を中心に11店舗を展開するスーパー「生鮮館なかむら」(左京区)は、2014年に計759万枚のレジ袋を無料配布した。15年10月から1枚3円にしたところ、今年1月までの4カ月間で計20万枚に急減したという。
生鮮館なかむら総務部の久保均次長は「有料化は昨夏から告知し、トラブルもなく売り上げに影響は出ていない。環境に関する市民の意識の高さを実感した」と打ち明ける。それを裏付けるように、同スーパー「里ノ前店」に買い物に訪れた主婦は「環境を考え、以前からマイバッグを持参している。無料配布の時もレジ袋は使っていない」と話した。
市は07年1月から、スーパーの事業者などと協定を締結し、マイバッグの持参促進とレジ袋の削減を推進。レジ袋のごみは13年度の3億5000万枚から20年度に2億枚に減らす目標を掲げている。
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