京都「関西財界セミナー」財界人ら集う

関西の企業経営者が一堂に集まり、2日間にわたって経済や社会の様々な問題を議論する「関西財界セミナー」が開かれています。

今年で54回目となる「関西財界セミナー」は、午前10時から京都国際会館で、財界人や行政・大学の関係者などおよそ650人が参加して始まりました。今年の全体テーマは「次のために今なすべきこと」。関西経済同友会の村尾和俊代表幹事は開会あいさつで、「次の世代のために私たちが取り組むべきことを考える時だ」と呼びかけました。村尾代表幹事は、「次世代に対し、どのような国・地域・企業を残すのか、それぞれ非常に重要なテーマだと考えております」と述べました。午後からは「観光」「健康医療産業」「最先端技術」といった6つのテーマに分かれ、2日間にわたって議論が展開される予定です。

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次代向け経済成長探る 関西財界セミナー開幕

関西の企業経営者らが経済や政治などの課題を議論する第54回関西財界セミナー(関西経済連合会、関西経済同友会主催)が4日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。5日まで2日間、過去最多の約650人が参加し、戦後70年の節目を踏まえて次世代につなぐための経済成長の道筋を探る。

 今年のテーマは「『次』のために『今』なすべきこと?多様な知と行動がつくるアジアの力?」。今後の日本とアジアの発展に向けて、経済人が今果たすべき役割や行動を打ち出す。

 開会式で同友会の村尾和俊代表幹事は「次世代にどのような国や地域、企業を残すか。活発な議論を期待する」とあいさつした。関経連の森詳介会長は「東京に一極集中する状況を健全化するため、関西の強みを引き出す方策を考えてほしい」と問題提起した。

 基調講演した日立製作所の川村隆相談役は、低収益事業の見直しと成長分野への投資を断行した経験を振り返り、「日本の経営者は堅実だが、成長のためには一歩踏み出し、リスクも取るべきだ」と強調した。

 午後からは分科会討議を行う。5日に意見集約し、セミナー宣言を採択して閉幕する。
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