京都 <府警>サイバー犯罪、対策研修 14カ国の警察関係者に

2016年02月04日

京都 <府警>サイバー犯罪、対策研修 14カ国の警察関係者に

京都 <府警>サイバー犯罪、対策研修 14カ国の警察関係者に

捜査の国際連携に役立てるため、府警サイバー犯罪対策課は、フィリピンやケニアなど14カ国の警察機関で働く職員ら15人に、府警の検挙した事件などについて説明した。国際協力機構(JICA)が企画した研修の一環。

 研修は1月29日に京都市下京区の京都リサーチパークであった。インターネット動画サイトでの公然わいせつ事件の取り締まりや、発売前の漫画をネット上に公開した著作権法違反事件などに関し、府警側が解説した。フィッシング詐欺やコンピューターウイルスの被害を防ごうと、留学生や外国人向けに府警が作成した英語の漫画の冊子なども紹介した。

 ケニアでサイバー犯罪の捜査に携わるチャリティ・シギレイさん(29)は「京都や他の国の取り組みが知ることができて良かった。国ごとに法律が違うので難しい面もあるが、今後、他国と協力する時に役立つのではないか」と話していた。




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