京都 虹の清水寺に外国人観光客「すごい!」 防火訓練で国宝本堂に放水

世界文化遺産の清水寺(京都市東山区)で28日、文化財防火デーに合わせて、東山消防署と清水寺警備団などによる合同消防訓練が行われ、参加者約70人が放水などの防火活動にあたった。

 文化財防火デーは、昭和24年1月26日に日本最古の木造建築、法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上、貴重な壁画が焼失したことをきっかけに、毎年この時期に全国各地で行われている文化財の防火運動。

 訓練は、国宝の本堂から出火したとの想定。檜皮葺(ひわだぶき)の屋根への延焼を防ぐための放水設備を作動させた後、消防署員らが「清水の舞台」から一斉に放水を開始。時折、水のカーテンに包まれた屋根に虹がかかると、参拝者からは歓声が上がった。

 初めて旅行で訪れたというタイ・バンコクのアディレイ・ワンカウさん(35)は「すごい光景だった。屋根に虹がかかっているのも見られて、よかった」と笑顔で話した。