錦織に続け!京都出身18歳、米テニス名門卒業

2016年01月26日

錦織に続け!京都出身18歳、米テニス名門卒業

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錦織が2年連続8強 全豪オープン



プロテニスの錦織圭と同じ名門の道をたどり、世界へ羽ばたこうとするホープがいる。京都市西京区出身の福田創楽(そら)(18)。日本協会の盛田正明名誉会長による「盛田ファンド」の支援で米国の「IMGアカデミー」に留学、錦織らに続くファンド4人目の卒業者となった。身長183センチのサウスポーは「25歳までに世界トップ10に入ることが目標。東京五輪に出て歴史を塗り替えたい」と語る。

 桂坂小2年の時、テニスを楽しむ両親の影響で競技を始めた。翌年から大阪に家族で転居してスクールに通い、中学3年の全国大会で準優勝。ジュニアの日本代表に選ばれた活躍がファンド関係者の目に留まり、米国での選考会で合格。中学卒業後の2013年9月に渡米した。

 盛田氏が私財を投じるファンドは00年に始まり、錦織らトップ選手を輩出してきた。滞在費などが援助される一方、大会成績やポイントなど年間五つのノルマが課され、最低二つを達成しないと支援は打ち切られる。過去に18人が留学したが、卒業は錦織ら3人のみ。福田は「試合前は危機感で眠れない。でもクリアする快感が忘れられない」と話す。

 日本の通信教育を受けつつ、年間200日もの試合を転戦。アカデミーでは分刻みの練習をこなし、メンタルトレーニングも受けた。得意の左フォアハンドに加えてショットの引き出しも増え「海外選手と戦い、高い目標をクリアして自信になった」。昨年4月にジュニアの世界ランクを自己最高28位まで上げ、11月末で卒業した。

 憧れはノバク・ジョコビッチ(セルビア)と車いす選手の国枝慎吾。練習や食事も一緒にする錦織は「越えたい選手」という。「グランドスラム(四大大会)で優勝し、スポットライトを浴びたい」。最高峰を目指し、国内外を転戦する毎日だ。

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kyoto00glo at 06:03|PermalinkComments(0)