京都府の人口減少加速、北部など顕著 国勢調査

京都府は22日、昨年10月1日時点で実施した2015年国勢調査による府内の人口と世帯数の速報値を発表した。人口は261万140人で、10年の前回調査より2万5952人(1・0%)減った。減少率は1920(大正9)年の調査開始以来初めて人口が減った前回調査(0・4%)を上回り、人口減少の加速が鮮明になった。

 市町村別では、4市2町が増加した一方、11市9町村が減少した。

 増加数と増加率の上位3位は前回調査と同じ市町となり、3082人(4・4%)の木津川市が最多で、京田辺市2956人(4・4%)、精華町758人(2・1%)と続き、大阪通勤圏にもなる関西文化学術研究都市を中心とした府南部で増加傾向を示した。前回調査では減少した京都市は市中心部でマンションが増え、大学キャンパスの都心回帰もあって、555人増の147万4570人になった。

 一方、減少数が多かったのは、宇治市4883人、舞鶴市4653人、京丹後市3942人の順。減少率上位は笠置町15・8%、南山城村13・8%、伊根町12・4%となり、主に府北部や小規模な町村での人口減少が目立つ。

 府内世帯数は、115万2925世帯で、前回調査より3万868世帯(2・8%)増えた。1世帯当たりの人数は、前回から0・09人減の2・26人だった。