朝食「毎日食べる」5割切る 京都の20代男性


京都市が2015年度に実施した食育に関する市民の意識調査で、「朝食をほぼ毎日食べる」と答えた20代男性が46・1%にとどまり、5年前より14・5ポイントも減少したことが分かった。進学や就労で親元を離れて1人暮らしになり、朝食を作ってくれる人がいなくなったことなどが原因と見られる。市は若者に対し、食への関心を高める取り組みを強化していく方針だ。

 調査は、住民基本台帳を基に無作為に選んだ15歳以上の男女5千人を対象に行い、2610人から回答を得た。

 朝食を食べる頻度を尋ねたところ「ほとんど毎日」が、男性全体では75・0%だったのに対し、20代男性は46・1%。逆に「ほとんど食べない」と答えたのは全体では13・3%だったが、20代男性は28・4%に上った。

 10年度の調査で20代男性は、「ほとんど毎日」食べるのが60・6%、「週に1日程度」が11・5%で、朝食を食べない割合が大幅に増加したことがうかがえる。

 「朝食をほとんど毎日食べる」以外の人に、いつ頃から朝食を抜くようになったか聞くと、男性では「20?29歳」が最も多く25・1%、次いで「高校を卒業した頃から」が19・1%で続いた。市は、「高校を卒業すると実家を離れて生活する人も多い。それまで親が朝食を用意してくれていたが、それがなくなると食べなくなる人が多くなるのでは」と分析する。

 市は本年度中に策定する16?20年度の食育推進プランで、20代男性の朝食をほぼ毎日食べる割合を70%にまで引き上げる目標を立てる。市は今後、大学での食育のイベントの拡大や、事業所の食堂に健康にいいメニューの提供を呼び掛けるなどして食の関心を高め、朝食を食べる若者の増加につなげたい考えだ。
/////