京都・北野天満宮  新年の思い、筆に込め で天満書

2016年01月02日

京都・北野天満宮  新年の思い、筆に込め で天満書

京都・北野天満宮  新年の思い、筆に込め で天満書

習字の上達を祈願する書き初めの恒例行事「天満書(てんまがき)」が2日、京都市上京区の北野天満宮で始まった。参加者たちは筆を手に、正月らしい言葉を神前でしたためて奉納した。

 書道の守護神としてもまつられる菅原道真にあやかろうと毎年開く。4日までの期間中に約2千点の作品が例年集まるという。

 会場の絵馬所では、大勢の親子連れが半紙に向き合った。「正月」「申(さる)年」など年初らしい言葉のほか、神社のウメにちなんだ「寒梅」、学問の神に祈願する「合格」などの言葉も目立った。桂坂小6年の中瀬和奏さん(12)は「飛躍」と書き、「4月から中学生になるので頑張ろうという思いを込めました」と話していた。

 奉納した書き初めは、本殿前西回廊と絵馬所で20?30日に展示するほか、書道家らの審査を経て表彰される。
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