夜8時、京都に「大」の字浮かび上がる

お盆にお迎えしたご先祖様の霊を再び送り出す、京都の四大行事のひとつ『五山の送り火』が16日・夜8時に開催。ゲリラ豪雨に見舞われ、その影響で点火にやや遅れがみられたものの、定刻の夜8時に東山如意ヶ嶽の「大」の字が夜空に浮かぶと、京都市内は幻想的な雰囲気に包まれた。

『五山の送り火』は、お盆の翌日に行われる京都の伝統行事。夜7時に山上の「弘法大師堂」でお灯明が灯され、般若心経があげられた後、「大」の字から順に点火される。点火は5分ごとに行われ、この日も8時5分には松ヶ崎西山・東山の「妙・法」、同10分には西賀茂船山の「船形」、同15分には大北山・左大文字山の「左大文字」、同20分には嵯峨鳥居本・曼荼羅山の「鳥居形」にそれぞれ点火。雨に見舞われるも、伝統の火は絶やさなかった。

京都府警はこの日、大勢の見物客が訪れるため、市内各所で臨時交通規制を行い、一部を歩行者専用道路にした。


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京都<五山送り火>「押していいのはお漬物」 DJポリス練習 下鴨署

京都の夏を彩る「五山送り火」(16日)を前に、下鴨署の女性巡査2人が15日、観客らの誘導アナウンスの練習を公開した。当日は「DJポリス」として雑踏警備にあたる。

 五山送り火では昨年に続き2回目となる。この日は地域課の溝端祥子巡査(21)ら2人が「ギュッと押していいのは京都の名物お漬物。皆さんは押し合わず、ゆっくり進んでください」などとアナウンスの練習を繰り返した。溝端巡査は「アドリブも入れ、分かりやすくアナウンスしたい」と語った。

 今年はスマートフォンのアプリを活用して、初めて8カ国語(文字のみ)での案内を実施。英語と中国語の案内放送も流す。当日の状況などは市民向けテレホンサービス(0180・991・153)で確認できる。

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