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2016年08月14日

「ポケモンGO」の技術で新しい観光振興策を…京都で提案、運営会社と知事ら

「ポケモンGO」の技術で新しい観光振興策を…京都で提案、運営会社と知事ら

スマートフォン用のゲーム「ポケモンGO」を運営する米ナイアンティック日本法人の村井説人社長が12日、京都府庁(京都市上京区)と京都市役所(同市中京区)を訪れ、山田啓二知事、門川大作市長それぞれとポケモンGOの技術を使った新しい観光振興策などについて話し合った。

 山田知事は、「ポケモンGOをやっていると、こんな所にこんなものがあるのかとわかる。歴史に彩られた京都全体を表すような新しい提携をやっていきたい」と提案した。

 これに村井社長は「われわれのアプリケーションを使って学びの機会を提案できれば」として、府内にとどまらず、全国各地で新しいテクノロジーを使った観光振興を展開していく考えを示した。

 同社は、震災で被災した岩手、宮城、福島、熊本の4県と協力してポケモンGOを活用した観光客誘致に取り組むことを発表したばかり。それだけに、全国知事会長を務める山田知事も「被災地の復興支援はありがたい。各都道府県でもお願いしたい」と協力を要請した。

 一方、午後には京都市役所で門川市長と会談。門川市長は「ポケモンGOは観光振興だけでなく、京都ならではの文化や伝統産業などと親和性がある。歩くまち京都、健康長寿のまち京都として、さまざまな分野で連携を深めたい」と話した。

 そのうえで、「ポケモンGOと市の施策がどう融合していけるかを探るプロジェクトチームを今月中に立ち上げ、可能性を絞り込みたい」とした。

 村井社長は「われわれの拡張現実と現実をうまく合わせることで、市内のさまざまな場所を知らせる看板を立てる必要もなくなる。そのようなしくみを一緒に考えられれば」と話した。



kyoto00glo at 06:08│Comments(0)

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