伝統技法のつえ世界に 京都の「つえ屋」、欧州など進出計画京都市に路面電車復活を 専門家が町の活性化へ意義語る

2016年05月30日

「『個』育ての勧め」 京都で教育創造フォーラム

「『個』育ての勧め」 京都で教育創造フォーラム

「第9回京都21世紀教育創造フォーラム」が29日、京都市中京区の京都堀川音楽高で開かれた。「大人は今何が出来るか-雑草教育&『個』育ての勧め」をテーマに、市民約350人が教育における大人社会の役割について考えた。

 京都の産学公でつくる京都教育懇話会の主催。基調講演で、鷲田清一京都市立芸術大学長が、現在の教育現場の問題点の本質は「教員や生徒の忙しさ」にあると指摘、その原因は「教育と経済は自動車の両輪のような存在で、教育はひたすら与える活動であるはずなのに、経済の市場原理が教育に持ち込まれていることだ」とした。

 その上で、教育とは「子どもをつくる、育てるという考えに基づくものではなく、子どもが勝手に育っていく環境をつくることだ」と述べ、子どもが自らの力で成長するのを支援するような大人の役割に期待した。

 パネル討論では、懇話会長の堀場厚・堀場製作所会長兼社長や平林幸子・京都中央信用金庫副理事長、門川大作京都市長、無限塾代表のジャック・パイエさんが、今後の教育の在り方について意見を交わした。



kyoto00glo at 06:06│Comments(0)

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