花の移ろい襖絵54面 京都、清水寺・成就院で公開京都迎賓館を試験公開 豪華しつらえ、通年実施へ

2016年04月29日

京都 法界寺薬師如来50年ぶり披露 京都、春の文化財特別公開

京都 法界寺薬師如来50年ぶり披露 京都、春の文化財特別公開

普段は見られない寺社を公開する春の非公開文化財特別公開が29日から、京都市と京都府八幡市で行われる。伏見区の法界寺では、截金(きりかね)が特徴的な薬師如来立像(重要文化財)が50年ぶりに公開される。

 京都古文化保存協会(左京区)が加盟寺社と協力して実施する。

 法界寺薬師堂に収まる薬師如来立像は像高約88センチ、平安時代の寄せ木造り。サクラを染めて着衣部分に截金で文様が施されている。岩城秀親(いわしろしゅうしん)住職(65)は「普段は公開していませんが、安産や授乳の御利益があると信仰を集めています」と話す。

 このほか、伏見区の瑞光寺は、奈良国立博物館に寄託する奈良時代前期の重文「長屋王願経」を寺院で披露。八幡市の石清水八幡宮では、寛永11(1634)年に徳川家光の造営で完成し、今年2月に国宝に指定された本殿が見られる。東寺の五重塔初層内陣、21年に1度の正遷宮を昨年終えた下鴨、上賀茂の両神社の本殿、浄土宗総本山・知恩院の大方丈なども公開される。

 非公開文化財特別公開は29日-5月8日の午前9時-午後4時(受け付け)。有料。問い合わせは京都古文化保存協会TEL075(754)0120。



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