2016年03月31日
京都 佐川と日立物流が資本提携 国内2位、経営統合発展も
京都 佐川と日立物流が資本提携 国内2位、経営統合発展も
佐川急便(京都市南区)を傘下に持つSGホールディングスと日立製作所グループの日立物流(東京)が資本・業務提携を結ぶことが30日、分かった。6月に互いに株式を持ち合う計画で、提携後の両グループの売上高はヤマトホールディングスを抜き、日本通運に次ぐ国内2位に浮上する。
佐川急便は、全国展開する物流網を生かした宅配便を主力としている。一方、日立物流は企業間物流が得意で、ITを活用した効率的な輸送技術を持つ。インターネット通販の拡大などで物流需要が伸びる中、互いの強みを生かして総合的な物流網の構築を目指す。
日立製作所グループが日立物流の発行済み株式の約3割をSGホールディングスに売却する見通し。日立物流も佐川急便の株式を約2割取得する方針。将来的に経営統合に発展する可能性もあるとみられる。
2015年3月期の売上高はSGホールディングスが8574億円で国内陸運3位。日立物流は6785億円で同4位。
kyoto00glo at 06:03│Comments(0)