2021年01月31日
国内感染 緊急事態宣言 週明けにも延長に向けた手続きへ / “解除判断”６指標 依然厳しく /【国内感染】新型コロナ 3345人感染確認 91人死亡 /コロナ死者 東京で２番目に多い１９人
国内感染 緊急事態宣言 週明けにも延長に向けた手続きへ / “解除判断”６指標 依然厳しく /【国内感染】新型コロナ 3345人感染確認 91人死亡 /コロナ死者 東京で２番目に多い１９人
緊急事態宣言 週明けにも延長に向けた手続きへ
来月７日に期限を迎える緊急事態宣言をめぐり、政府は、週明けにも関東の１都３県などの延長に向けた手続きに入る見通しです。
菅総理は３０日、総理公邸で内閣官房や厚生労働省の幹部から新型コロナの感染状況について報告を受けました。
宣言の延長について菅総理の周辺は“これから決める”としていますが、関東の１都３県や関西の３府県などは、依然、感染者数も医療のひっ迫の度合いも深刻で、延長は避けられない情勢です。
このため政府は、水面下で延長に向けた具体的な日程調整に乗り出していて、早ければ来週前半にも延長手続きに入る見通しです。
菅総理としては特措法改正案が来週成立することも念頭に延長幅や対象地域を決めますが、感染者数が減少傾向である栃木県については解除することが検討されています。
こうした中、政府は、新型コロナウイルスのワクチン用の冷凍庫の発送を３０日から始めました。
医療従事者への接種にむけて、ワクチンを保管するためのマイナス７５度の冷凍庫を全国１００か所の会場に発送しているということです。
河野大臣は、医療従事者への接種スケジュールは来月上旬に確定させたいとしています。
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“解除判断”６指標 依然厳しく
「緊急事態宣言」解除の是非を判断するにあたって、政府は、人口１０万人あたりの新規の感染者数や病床のひっ迫度合い、検査の陽性率など、感染状況の深刻さを計る６つの指標を見極めるとしています。
緊急事態宣言が出ている１１都府県では、当初、ほとんどの指標で、４段階で最も深刻な「ステージ４」の基準を超えていました。
政府は「宣言」を解除する目安の一つとして、まずは「ステージ３」相当にする目標を強調。
また、専門家の多くは、さらに「ステージ２」まで下げる必要性を指摘しています。
６つの指標のうち、直近１週間の新規感染者数をみてみると、２８日時点で、８都府県で最も深刻な「ステージ４」の基準となる人口１０万人あたり２５人を上回っています。
また、愛知、岐阜も「ステージ３」の基準である１０万人あたり１５人を上回っていて、「ステージ２」相当は栃木県のみとなっています。
病床使用率については１１都府県全てで「ステージ３」の基準である２０％を大幅に上回り、８都府県では「ステージ４」の基準である５０％を超えています。
「来週、適切なタイミングで諮問委員会を開いて、専門家のご判断を頂いて、今後の対応を判断していきたい」（西村康稔経済再生相 ２９日） １１都府県の中では比較的、指標の数字が落ち着いている栃木県を解除するかどうかが一つの焦点となります。
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コロナ死者 東京で２番目に多い１９人
新型コロナ感染者の死亡について、東京都は３０日夜、過去２番目に多い１９人を新たに発表しました。
東京都が３０日に発表した新たな感染者は７６９人で、２日連続で１０００人を下回り、緊急事態宣言が発表された頃と比べると減少傾向にあります。
一方で、直近の７日間平均でみた１日あたりの感染者はおよそ９００人となっていて、「宣言」解除に向けた目安の一つとして政府が示している「５００人未満」とは、依然、開きがある状況です。
また、死者については３０日夜、新たに１９人が発表され、１日あたりの発表人数としては、これまで最多だった２８日の２０人に次ぐ２番目の多さとなりました。
このうち３人は、自宅で体調が急変して救急搬送された後に病院で新型コロナへの感染が判明し、死亡したということです。
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コロナ変異ウイルス感染者 埼玉と東京で新たに５人判明
イギリスなどで流行している変異した新型コロナウイルスについて、新たに埼玉と東京で男女５人の感染が判明しました。
埼玉県で新たに変異ウイルスへの感染が確認されたのは、４０代から６０代の男女あわせて４人で、１７日から２２日にかけて発症し、いずれも埼玉県内の病院に入院しています。
４人のうち３人は、これまでに変異ウイルスへの感染が発表されていた東京都の男性の同僚や顧客で、残る１人は、同様に感染が発表されている埼玉県の女性の家族だということです。
また、厚労省は東京都の男性についても、新たに変異ウイルスへの感染を発表しました。
２９日に変異ウイルスへの感染が発表されていた女性の濃厚接触者だということです。
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【国内感染】新型コロナ 3345人感染確認 91人死亡 (30日18:45)
30日はこれまでに全国で3345人の感染が発表されています。
また、東京都で19人、埼玉県で11人、大阪府で10人、兵庫県で8人、北海道で6人、神奈川県で6人、千葉県で5人、熊本県で4人、福岡県で4人、山口県で3人、栃木県で3人、愛知県で2人、京都府で1人、大分県で1人、奈良県で1人、山梨県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、滋賀県で1人、群馬県で1人、長崎県で1人、長野県で1人の合わせて91人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め38万7303人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて38万8015人となっています。
亡くなった人は国内で感染した人が5688人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて5701人です。
各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は、累計で次のとおりです。（ ）内は30日の新たな感染者数です。
▽東京都は9万9208人（769）
▽大阪府は4万3508人（338）
▽神奈川県は4万371人（397）
▽埼玉県は2万4946人（306）
▽愛知県は2万3926人（126）
▽千葉県は2万2089人（317）
▽北海道は1万7342人（106）
▽兵庫県は1万6357人（137）
▽福岡県は1万6049人（154）
▽京都府は8371人（82）
▽沖縄県は7511人（80）
▽広島県は4802人（38）
▽茨城県は4755人（69）
▽静岡県は4575人（49）
▽岐阜県は4101人（28）
▽群馬県は3806人（31）
▽栃木県は3755人（24）
▽宮城県は3392人（23）
▽熊本県は3331人（13）
▽奈良県は2945人（20）
▽岡山県は2329人（14）
▽長野県は2280人（12）
▽三重県は2174人（28）
▽滋賀県は2115人（18）
▽宮崎県は1809人（5）
▽福島県は1718人（11）
▽鹿児島県は1609人（11）
▽長崎県は1522人（30）
▽石川県は1455人（4）
▽山口県は1218人（14）
▽大分県は1145人（10）
▽和歌山県は1054人（7）
▽愛媛県は993人（16）
▽佐賀県は946人（6）
▽新潟県は904人（5）
▽山梨県は900人
▽富山県は870人（2）
▽高知県は846人（5）
▽青森県は711人（9）
▽香川県は633人（9）
▽福井県は510人（1）
▽山形県は500人（13）
▽岩手県は496人（1）
▽徳島県は384人（1）
▽島根県は265人（1）
▽秋田県は260人
▽鳥取県は198人です。
このほか
▽空港などの検疫での感染は2146人（5）
▽中国からのチャーター機で帰国した人と国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、30日時点で974人（－40）となっています。
一方、症状が改善して退院した人などは、30日時点で
▽国内で感染した人が32万5592人
▽クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて32万6251人となっています。
また、28日には速報値で1日に5万9049件のPCR検査などが行われました。
・集計は後日修正される可能性があります。
・在日米軍の感染者は含めていません。
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kyoto00glo at 06:06│Comments(0)
