2020年11月01日
タイ バンコク中心部でハロウィーンの催し 国内の客に期待
タイ バンコク中心部でハロウィーンの催し 国内の客に期待
新型コロナウイルス対策でハロウィーンのイベントの中止や自粛を呼びかける動きが広がっていますが、タイの首都バンコクでは、激減した外国人旅行者の代わりにタイ国内の人たちに集まってもらおうと、大規模なイベントが30日から始まりました。
イベントが開かれているのはバンコク中心部にある「カオサン通り」で、外国人旅行者向けのゲストハウスやバーが並び、特にバックパッカーたちの拠点として世界的に知られています。
30日はプラユット首相も参加してイベントの開始を宣言し、串焼きなどの屋台料理や民芸品などを売る200以上の露店が並びました。
ことしはハロウィーンのイベントの中止や自粛を呼びかける動きが世界的に広がっていますが、カオサン通りでは来場者の体温を測るなどの対策をとったうえで実施し、31日は仮装大会も予定しています。
カオサン通りは、これまで訪れる人の7割以上を占めていたとみられる外国人旅行者が新型コロナウイルスの影響で激減しているため、イベントをきっかけに、タイ国内の人たちに集まってもらおうとしています。
土産物店を経営する女性は「この通りのハロウィーンのお祝いはとてもおもしろいので、たくさんの人が来てくれると思います」と話していました。
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タイ 本日の新規感染者5人、全員海外から
本日の2020年10月31日、タイ政府のCCSA(コロナ対策担当:Covid-19 Coronavirus Situation Administration)は定例会見を実施し、武漢ウイルスの新たな感染確認者は本日は5人となった事を発表しました。
(NBT報道)
累計感染者数は合計3780人となりました。累計死亡者数は59人のままです。
(NBT報道)
本日の新規感染者5人はいずれも海外から帰国・入国した方で、国別の内訳はアラブ首長国連邦からが2人、他はパキスタン、インド、バーレーンからが1人ずつでした。
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タイ 外国人観光客の入国に「スマートバンド」導入!11月1日から
続報:タイ)外国人観光客受け入れ、中国の広州から145人が入国 (2020年10月27日)
https://pattayaja.com/2020/10/27/15507/
タイ政府のMDES(Ministry of Digital Economy and Society:デジタル経済社会省)は、STV(特別観光ビザ)で入国する外国人観光客に、2020年11月1日から「スマートバンド」の着用を義務付け、観光客の追跡や、体温、心拍数などの健康状態の管理を行えるようにする事を発表しました。
タイのNBTがこの発表を伝えています。
(NBT報道)
タイ政府の発表を元に、タイの全国ニュースを伝えるTPN National Newsが伝えています。
この「スマートバンド」はタイ政府のMDESが、タイのスタートアップ企業と開発したもので、一昨日の2020年10月28日、タイのプラユット首相も出席した内閣の元の委員会で承認されました。
タイ政府の発表によると、この「スマートバンド」はSTV(特別観光ビザ)で入国する外国人観光客を対象に2020年11月1日から導入され、外国人観光客の居場所や移動履歴の把握、体温や血圧、心拍数など健康基本情報を把握し、体温が37.5度を超えた場合はアラートを通報するなどの機能を備えています。また、政府の指定する隔離施設へ何らかのサポートを求めたり、道の案内をしたりなどといった機能も加わっています。
TPN National Newsは、現段階ではこの「スマートバンド」を着用しなければいけない期間はどれだけなのか、この費用は発生するのかなどは発表が待たれる事をコメントしています。
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kyoto00glo at 06:05│Comments(0)