京都 中学生や高校生の感染判明、18日まで休校に 京都・新型コロナ、17日米、TikTokのDLとウィーチャットの使用を20日から禁止へ

2020年09月19日

国際情勢 米モデルナ社のワクチン、年内に2千万回分生産の見通し/ 米・クラック次官が台湾・蔡英文総統と夕食会、中国は軍事演習開始 / 金正恩氏指示で再建、台風被害

国際情勢 米モデルナ社のワクチン、年内に2千万回分生産の見通し/ 米・クラック次官が台湾・蔡英文総統と夕食会、中国は軍事演習開始 / 金正恩氏指示で再建、台風被害の住宅群で入居式 復旧アピールか


米モデルナ社のワクチン、年内に2千万回分生産の見通し



 新型コロナウイルスのワクチン開発を進めているアメリカのバイオテクノロジー企業、モデルナ社が、年内に2000万回分のワクチンを生産する見通しであることが分かりました。

 モデルナ社は現在、治験の最終段階にある新型コロナウイルスのワクチンについて、18日、アメリカの証券取引委員会に対して提出した資料の中で、年内のワクチンの生産量が2000万回分に達するとの見通しを示しました。
来年は5億回から10億回分の生産を見込んでいるということです。
 この前日には、治験の暫定的な分析結果が早ければ10月に出る可能性があり、70%以上の有効性が確認されれば、アメリカ食品医薬局に対して、緊急使用許可の申請を検討する方針であることも明らかになっています。
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米・クラック次官が台湾・蔡英文総統と夕食会、中国は軍事演習開始

台湾を訪問中のアメリカの国務次官が蔡英文総統との夕食会に出席しました。アメリカの高官の台湾訪問に反発する中国は、台湾海峡付近で軍事演習を始めています。

 19日に行われる李登輝元総統の告別式のため台湾を訪れているアメリカのクラック国務次官は18日、蔡総統との夕食会に出席し、関係強化について意見交換したとみられます。
 一連の動きに、中国外務省は「台湾は中国の領土であり、外国からの干渉は許されない」と不快感をあらわにしています。
そして、中国は18日、台湾海峡付近で軍事演習を始め、台湾当局は中国の軍用機18機が防空識別圏に入ったと発表しました。
少なくとも8機が台湾海峡の中間線を越えたということで、台湾とアメリカの接近に対する中国の反発が一層激しくなっています。
 一方、同じく李元総統の告別式に出席する森元総理らも蔡総統と会談し、日本と台湾の関係を深めていくことを確認しました。
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金正恩氏指示で再建、台風被害の住宅群で入居式 復旧アピールか

北朝鮮の国営メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の指示で台風の被害から再建された住宅群の入居式の様子を報じました。復旧の順調な進展をアピールする狙いとみられます。

 嬉しそうに踊る人々の様子を報じるニュース映像。
朝鮮中央テレビは18日、台風被害を受けた南部・黄海北(ファンヘプク)道の農村で17日、住宅再建の工事が完成し、入居式が行われたと伝えました。
朝鮮労働党の幹部や軍人建設者が出席したということです。
 「軍人たちはテントで暮らしながら、人民たちが不便を感じないよう薪(まき)を運んでくれたり、食料とおかずを持ってきてくれたり、家も建ててくれたり、畑に白菜も植えてくれました」(黄海北道の女性住民)  住宅の再建は金正恩党委員長が指示したものとされていて、15日の朝鮮中央テレビは、金党委員長が住宅群を視察し満足感を示したと報じていました。
市民に寄り添う姿勢を強調するとともに、自らの指導で復旧が順調に進んでいることをアピールする狙いとみられます。
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TikTokのダウンロード禁止へ、アメリカ商務省が発表

中国企業が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のアメリカ事業売却の交渉期限が20日に迫るなか、アメリカ商務省は、その20日から国内でのダウンロードなどを禁止すると発表しました。

 商務省によりますと、「TikTok」は20日からアメリカ国内で新たなダウンロードや更新が禁止されるほか、11月12日からは利用そのものが禁止となります。
また、通話アプリ「ウィーチャット」は20日からダウンロードや更新だけでなく、送金・決済サービスも禁止されます。
 「取引はとても早くできると思う、とても早くだ」(アメリカ トランプ大統領)  商務省は「安全保障と個人情報保護のため」としていますが、「TikTok」のアメリカ事業の売却交渉を優位に進めるため、中国側に圧力をかけた形です。
これに対し、「TikTok」は「失望している。
不当な命令に意義を唱え続ける」とコメントしました。
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米大統領「コロナワクチン 来年4月までに全国民分を確保」


アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルスのワクチンの供給時期について、「来年の4月までには、すべての国民の分を確保できる」と述べ、保健当局の見通しよりも早く供給できるという認識を改めて強調しました。

トランプ大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見し、新型コロナウイルスのワクチンの供給時期について、「数億回分のワクチンを毎月提供できるようになり、来年の4月までにはすべての国民の分を確保できるだろう」と述べました。

トランプ大統領は今週、「ことしの年末までには、少なくとも1億回分を供給できるだろう」とも述べていて、速やかに供給できるという認識を強調しています。

しかし、アメリカのCDC=疾病対策センターのレッドフィールド所長は今週、議会で証言した際に多くの人たちが接種できるようになるのは、来年の第2四半期後半から第3四半期になるとして、大統領の見解よりも時間がかかるという見通しを示しています。

トランプ大統領としては、投票まで50日を切った大統領選挙を前に、速やかなワクチンの供給を訴えて有権者にアピールするねらいがあると見られますが、保健当局との見解の食い違いに、ワクチンの供給が政治利用されているとの批判も出ています。 

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米商務省 TikTokなど中国企業開発アプリ 20日から配信など禁止

 アメリカのトランプ政権は、中国企業が提供するアプリ、「TikTok」と(てぃっくとっく)「ウィーチャット」について、今月20日から、アメリカ国内での新規のダウンロードや更新を禁止すると発表しました。中国に対するIT分野の締め付け強化の一環で、双方の対立は一段と激しくなりそうです。

アメリカ商務省は、18日、トランプ大統領が先月出した大統領令に基づき、動画共有アプリのTikTokと、SNSのウィーチャットのアメリカ国内での新規のダウンロードや更新を今月20日から禁止すると発表しました。

利用者の個人情報が中国政府に悪用されるおそれがあるためだとしていて、ロス商務長官は声明で「中国が悪意をもってアメリカ国民のデータを収集しないよう、重要な措置をとる」と強調しました。

このうちTikTokはことし11月12日には、すでにダウンロードされたアプリも含めて利用を禁止するとしていますが、運営する中国企業がアメリカ企業と提携交渉を進めていることから、当局の承認が得られれば禁止措置は解除されるとしています。

交渉は、中国企業の影響力がどこまで残るかが焦点で、アメリカ政府の意向に沿うよう迫った形です。

一方、ウィーチャットは送金機能を含めた幅広いサービスを今月20日から禁止するとしています。

IT分野では、トランプ政権が中国に対する締め付けを強化していて、米中双方の対立は一段と激しくなりそうです。

TikTok「失望している」
TikTokの広報担当者は18日、「アメリカ商務省の決定に失望している」とするコメントを出しました。

そのうえで、アメリカでのデータの安全性について、アメリカ政府の監督を受けるなど、ほかのアプリにみられない透明性を備えることを約束しているとして、引き続き大統領令の取り消しを求めていくとしています。
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kyoto00glo at 06:00│Comments(0)

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