北九州市の医師 “これ以上クラスター起きると解決困難に”/ 東京で28人感染、8割以上が若者おしゃべりで飛んだ飛沫は空中に8~14分漂う (くしゃみや咳をした場合のようだが、注目はその飛散範囲。軽く3メートルは広がってる。2メートルでは不十分だということ。)

2020年06月05日

新型コロナ 飛まつの広がり スーパーコンピューター「富岳」が予測(電車は、(進行方向に対して)後方の方が換気?促進?)カラオケ店 歌う人は、排気口の下で歌う?

新型コロナ 飛まつの広がり スーパーコンピューター「富岳」が予測(電車は、(進行方向に対して)後方の方が換気?促進?)カラオケ店 歌う人は、排気口の下で歌う? 新型コロナ UPDATE(アップデイト)
電車 換気700



新型コロナウイルスの感染に関わる、せきなどの飛まつがどう広がるのか、最新のスーパーコンピューターで予測した動画を、神戸市の理化学研究所が公開しました。

この動画は、理化学研究所の坪倉誠チームリーダーなどのグループが、研究の中間報告として報道各社に公開しました。

予測には最新のスーパーコンピューター「富岳」が使われていて、机をはさんで人が対面しているケースでは、1人がマスクをせずにせきをした場合、口元を隠すくらいの高さの仕切りを間に置いていても、向かいにいる人の顔に飛まつがかかっています。

一方、頭の高さより高い仕切りであれば、飛まつをせき止めています。

また、時速80キロの電車が窓を開けて走行した場合でも、通勤ラッシュ時のような満員の状態だと、空気の流れが止まり、十分な換気ができないこともわかったということです。

坪倉チームリーダーは「『富岳』の計算能力によって、飛まつや空気の流れを細かく分析することが可能になった」と話しています。

研究グループでは7月にも、こうした結果をもとに、感染予防策の具体的な提言をまとめたいとしています。


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コロナ飛沫経路をスパコン「富岳」で予測へ 理研 (電車は、(進行方向に対して)後方の方が換気?促進?)カラオケ店 歌う人は、排気口の下で歌う? 新型コロナ UPDATE(アップデイト)新型コロナ



 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神戸・ポートアイランドに整備中のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を活用し、電車の中や室内でせきやくしゃみの飛沫(ひまつ)が広がる経路をシミュレーションする取り組みが始まった。走る自動車の周囲の気流をスパコン「京(けい)」で予測した理化学研究所計算科学研究センターの坪倉誠チームリーダー(神戸大教授)らが企画。迅速に分析して、データに基づく提言につなげたいとしている。

 理化学研究所は現在、複数の新型コロナウイルス関連研究に対し、整備中の富岳を優先提供している。坪倉氏によると、飛沫経路を予測するのは、通勤電車とオフィス、教室、病室。

 これまでも、外気の出入りがない部屋でくしゃみの飛沫の広がり方などをシミュレーションした例はあるが、窓を開けたときの気流の変化なども考慮した詳細な計算は初めて。富岳の高い計算力を使うことで、くしゃみのしぶき一粒一粒がどう飛んでいくかを追うことができるという。計算量は従来型予測の数百倍から千倍程度になる見込み。

 例えば通勤電車内の想定では、窓からの風やエアコンのかけ具合で車内の気流がどう変わるか▽混み具合でどれぐらい飛沫の飛ぶ距離が変わるか▽せきやくしゃみをする人がマスクをした効果-などを予測する。

 今後、社会活動を通常の状態に戻したり、夏場にエアコンを利用したりした際に感染拡大が懸念されるため、シミュレーション結果を基に、窓の開閉や効果的な空調の運転、間仕切りの配置などについて、具体的な提言をする予定という。

 坪倉氏は「スピード感を重視して、5月中には電車や教室内などのシミュレーション結果をまとめ、その後、対策となる提言も含め詳細な研究成果を公表したい」と話している。

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飛沫の飛び方をシミュレーションした動画が公開された。

レーザーを飛沫に当てるなどの実験もあったが、比較的大きな飛沫しか捉えることができず、検証としては不十分だった。
その点、物理シミュレーションでは、粒子の大きさによる広がり方が「見える化」された。

新型コロナウイルスの感染「第2波」に備えるためのデータの一つとして、理化学研究所(理研)が神戸・ポートアイランドに整備中のスーパーコンピューター「富岳」を使って計算していた、せきなどで飛び散る飛沫経路予測の一部の結果が、3日明らかになった。通勤電車や小規模オフィス、教室や病室といった閉鎖環境を想定している。

▲マスクをしていても、飛沫は漏れてくるという結果に。
「結局、マスクは飾りにしかならない?」で取り上げた、マスクの漏れ率を裏付けるシミュレーションではある。
つまるところ、マイクロ飛沫を防ぐことはできないということか。

▲対面での場合。
まぁ、これはわかりやすい。ただし、これだとソーシャルディスタンシングが2メートルでは足りないね。

▲仕切りがある場合。
直撃は防げても、回り込みがあるということ。これは「レジ前のビニールカーテンは無意味」に該当しそう。

▲くしゃみや咳をした場合のようだが、注目はその飛散範囲。
軽く3メートルは広がってる。2メートルでは不十分だということ。
そもそもソーシャルディスタンシングの元となった実験では、飛沫は3メートル以上飛んでいた。それがなぜか2メートルに短縮されて定着した。3メートルを開けるのは現実的ではないから、2メートルにしておこうという、恣意的なものだったのだろう。
ところが、最近では飲食店や劇場、あるいは海水浴場などで、1メートルの間を開けるという展開になっている。
2メートルがさらに短縮されて1メートル?
そこに科学的根拠はない。間を開ければいいという、テキトウな理由だ。
そのうち、1メートルが50センチに、さらに25センチに……と、短縮していくのか?(^_^)b
感染防止対策としてのソーシャルディスタンシングであるならば、今一度原点に戻ろう。
ソーシャルディスタンシングは最低3メートルは必要。
富岳のシミュレーションでもわかるように、3メートルが科学的エビデンスだ。
それと、くどいようだが「半径3メートル」であって、前後だけ、左右だけの3メートルではない。

おしゃべりをしたとき、口から飛び出した飛沫は、その後空中に8分以上漂っていることが、最新の実験により明らかになった。米ペンシルベニア大学や米国立衛生研究所(NIH)の研究者らが行ったもので、結果は米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載されている。
(中略)
ウイルスに感染している人が大声で話した場合、ウイルス粒子が含まれる飛沫は、1分あたり1000粒以上に達すると推測した。
こうした飛沫は、口から飛び出た後、空中に8~14分の間、漂うことが分かった。もしそこにいる誰かがそれを吸い込んだ場合、飛沫に含まれるウイルスから感染する可能性があると研究チームは指摘。そのため、通常の会話でも、閉め切った場所であればウイルスに感染する可能性は大いにあるとしている。
ただし研究チームは今回の数値について、かなり保守的に出していると説明している。実際には、前述の4月の実験で示された平均的な数値よりも感染力が高い人もおり、その場合、ウイルス粒子を含む飛沫は、1分あたり10万粒以上に及ぶ可能性もあるとしている。
飛沫はすぐに落下する……という、これまでの定説を覆す研究報告だ。
富岳のシミュレーションとも符合する。
飛沫感染は飛沫を吸い込むことで感染する場合をいうが、マイクロ飛沫は一般的なマスクでは防御できないし、感染者がマスクをしていても飛沫は漏れ出てくることがわかってきた。
はたして、マスクの有効性はどの程度なのか?
調査によると、国内での最近のマスク着用率は94%に及ぶという。
ほどんどの人がマスクをしているわけだが、「結局、マスクは飾りにしかならない?」で触れたように、布マスクやウレタンマスクはほとんど効果がない。
サージカルマスクでも効果は限定的。
効果を期待できるのは、N95マスクだけ。
予防的対策として「マスク着用」を掲げるだけでは不十分で、「サージカルマスクもしくはN95マスク限定」にしないと、実質的な意味がない。

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kyoto00glo at 06:03│Comments(0)

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