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2020年03月26日

トヨタとNTT 未来の街の日本連合 相互出資2000億円 (スマートシティーで協業、世界へ展開) 見据える「6G」時代の街づくり

トヨタとNTT 未来の街の日本連合 相互出資2000億円  (スマートシティーで協業、世界へ展開) 見据える「6G」時代の街づくり


 トヨタ自動車とNTTが「スマートシティー」分野での業務資本提携に合意した。日本を代表する「巨人」が手を結ぶ以上、人を中心にした手本となる街づくりを目指すべきだ。
 両社は約二千億円ずつ相互出資した上で、共同でスマートシティーの基盤を構築していく。両社は二〇一七年、インターネットに接続するコネクテッドカー(つながる車)分野での協業で合意していたが、さらに長期的な視点で未来の街づくりを推進して相互に企業価値を高めていくため、資本提携にまで踏み切った。
 スマートシティーは、渋滞などの社会的課題を新技術で克服することを目的に整備された、持続可能な都市のことだ。異業種との連携を加速するトヨタは今年一月、静岡県裾野市の子会社工場跡地(約七十万平方メートル)を活用したスマートシティー構想を発表した。トヨタが開発している自動運転の電気自動車(EV)が走り、人工知能(AI)を活用した健康チェックも行うという。
 実現するには、情報通信インフラが不可欠だ。トヨタの豊田章男社長は二十四日の会見で、通信を血管に例えて「NTTは社会システムの根幹を担っている」と評価した。裾野の開発を先行事例として協業を進め、その後は他都市に拡大していく計画だ。
 NTTも、米ラスベガスでスマートシティー整備に取り組んでいるほか、マレーシアでは二月から実証実験を始めた。日本ではこれから、第五世代(5G)移動通信システムを使ったサービスが本格化するが、さらに次世代の通信技術も見据えてトヨタとの連携を深めるとみられる。
 スマートシティーは、日本、世界各地で計画が立ち上がり、競い合うように開発が進む。そのタイミングで両社が手を組んだことは「日本連合」が形成されたことを意味し、今後はどんな企業が参画していくかが注目される。NTTの澤田純社長が会見で、スマートシティーに力を入れるグーグルなど米巨大IT企業へのライバル心をあらわにしたのも、意気込みの表れといっていい。
 一方、5G先進国の韓国でも、広範な産業界での利活用は広がっていない。スマートシティーで収集される膨大な住民データの厳格な管理も大きな課題だ。世界のライバル勢に対抗する上では、住民ファーストを徹底し、安全や暮らしやすさを重視した「日本らしさ」の確立も求められる。

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トヨタとNTTが資本業務提携 スマートシティーで協業、世界へ展開

トヨタ自動車とNTTは3月24日、AI・IoTなどを活用した街づくり「スマートシティー」の分野で資本・業務提携すると発表した。両社の間で約2000億円を相互に出資する。トヨタが持つ自動運転などのノウハウと、NTTの通信技術などを組み合わせ、スマートシティーの基盤になる技術を共同で開発。世界各国の都市で展開していく考えだ。


  建物やクルマなど、あらゆるモノがネットを介してつながる都市の基盤となる「スマートシティプラットフォーム」を共同で構築・運営する。まず、トヨタが静岡県裾野市に2021年に着工予定の実験都市「Woven City」(ウーブン・シティ)と、東京都港区品川エリア(品川駅前のNTT街区の一部)で技術を活用する計画だ。その後、米国ラスベガスなど国内外の都市にも広げていく。


スマートシティプラットフォームの概要
 これまでも両社は、それぞれでスマートシティーの構想を進めてきた。トヨタは20年1月にWoven Cityの構想を発表。約71万平方メートルの敷地内に、自動運転やロボット、スマートホームなどの技術を試験的に導入し、有用性を検証していく。

 NTTも福岡市、札幌市、横浜市、千葉市などの自治体や企業と協力し、ICTを活用した街づくりを推進してきた。海外でも取り組みを進め、18年からはラスベガスとスマートシティーの実証実験を開始。高解像度のカメラ、センサーなどから、人などの通行状況のデータを収集し、交通整理に役立てている。20年にはマレーシアでも実験を始めた。

 両社は17年時点で、ネットにつながるクルマ(コネクテッドカー)の分野で提携していたが、今回の提携により、スマートシティーの分野でも連携。2社以外からも協業企業を募りながら、スマートシティー事業の競争力を高めていく。

 トヨタの豊田章男社長は「トヨタが持つハードのモノづくりの力と、NTTが支える通信システムやソフトウェアを組み合わせ、スマートシティー事業を推進する」と語った。

 NTTの澤田純社長も「AIやIoTなどで全てがつながる『コネクテッド・シティー』の構想が求められている。今回の提携で、より明るい未来を実現したい」と展望を語った。

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トヨタとNTTが資本提携、見据える「6G」時代の街づくり

トヨタ自動車とNTTは3月24日、それぞれ約2000億円を出資して株式を持ち合う資本提携を決めたと発表した。両社が持つ最先端の技術・ノウハウを持ち寄り、世界的に激しい競争が続く自動運転技術の開発強化や、ITを活用した街づくり「スマートシティー」の早期実用化につなげる狙い。

 自動車業界と通信業界の最大手同士によるタッグだが、過去の経緯から言えば異例の組み合わせだ。そもそも国内の自動車メーカーと通信会社の協業体制は長らく「トヨタとKDDI」「日産自動車とNTTドコモ」「ホンダとソフトバンク」の3陣営でほぼ固まっていたからだ。

 中でも関係が深いのはトヨタとKDDIだ。トヨタはKDDIの母体の1つである携帯電話会社、日本移動通信(IDO)の設立に関わり、今も京セラに次ぐKDDIの大株主だ。KDDIは通信機能を備えた「コネクテッドカー」で必要となるグローバルの通信システムを、トヨタに提供している。

 ただこの2~3年で、こうした業界秩序を崩してきたのも他ならぬトヨタだ。まず17年にNTTと、5G時代を見据えたコネクテッドカー関連技術の研究開発で協業すると発表。18年にはソフトバンクと新会社、モネ・テクノロジーズを設立し、多様な輸送・移動手段を統合する「MaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)」の事業に乗り出した。

 通信大手3社と次々に提携関係を結んできトヨタ。だが水面下では、5Gやその次の「6G」など最先端の技術開発に強みを持つNTTグループとの距離を縮めていたようだ。例えばKDDIの牙城であるトヨタのコネクテッドカー向け通信サービスでは17年ごろ、NTTドコモがトヨタ側から内々の依頼を受けて、システムの設計開発や運営などについてコンサルティングしていた経緯がある。

 加えて目下トヨタが力を入れるスマートシティー事業を、NTTも今後の成長領域とみて布石を打ってきた。19年7月、NTT持ち株会社の完全子会社として発足したNTTアーバンソリューションズ。傘下に不動産開発のNTT都市開発とNTTファシリティーズを収め、不動産事業でグループの中心的な役割を担う。

 同社はIoT(モノのインターネット)をはじめデジタル技術を活用し、ビルのエネルギー管理の最適化や災害に強い安心・安全な街づくりなどを成長の柱にしていく方針を打ち出している。自動車業界を舞台とした国内通信各社の陣取り合戦が激しさを増している中で、今回はNTTの包括的な取り組みがトヨタを射止めたもようだ。

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トヨタとNTTが相互出資2000億円、スマートシティーの世界展開も視野


[東京 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T)とNTT(9432.T)は24日、スマートシティー事業で継続的な協業関係を構築するため、資本業務提携で合意したと発表した。次世代をにらんだ互いの技術を持ち寄ってスマートシティの基盤構築を進め、世界展開も視野に入れる。

トヨタの豊田章男社長は同日の会見で、社会システムの中で自動車を上手く活用できるのがNTTだとし「NTTとの提携は必要不可欠で必然」と述べた。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の流れの中で「モノサービスが情報でつながる時代に突入している」との認識を示した。同席したNTTの澤田純社長は「スマートシティの社会基盤を一緒に作り上げていく。これを東富士から世界へ広げたい」と述べた。

スマートシティ構想は、先端技術を活用して都市や地域の機能、サービスを効率化・高度化して社会課題を解決するほか、快適性や利便性など新たな価値を生み出す取り組み。

先行ケースとして東富士エリアのほか品川駅前でスマートシティの基盤を実装し、その後はほかの都市へと展開する考え。

トヨタは、トヨタ自動車東日本の東富士工場(静岡県裾野市)跡地に実験都市を開発する構想を進めており、21年初の着工を目指している。NTTは、国内外でスマートシティの実証実験に関わってきた知見を生かし、自動運転に必要な通信インフラなどで参画する。

相互に4月9日付で総額2000億円の普通株式を取得する。NTT株に対するトヨタの所有割合は約2.07%、トヨタ株に対するNTTの所有割合は約0.90%となる。NTTの澤田社長は「長期に互いが組み合っていくことの証明」と話した。

スマートシティを巡っては、海外の大手IT企業も取り組みを進めている。NTTの澤田社長はトヨタとの提携について「GAFA対抗という意識は大いにある」と述べた。もっとも、今回の取り組みは排他的ではないとし「もちろんGAFAが一緒にと言うなら、是々非々で考える」(NTTの澤田社長)とした。トヨタの豊田社長はNTTとの提携では「使う人が幸せになるデータの使い方を考えていきたい」とし、両社が提携を通じてこだわっていくところだと説明した。

NTTは次世代通信技術として研究を進めている「IOWN」構想について、スマートシティで実験・研究する考えだとした。IOWNのフォーラムにも、トヨタが入る方向だという。両社はすでにコネクテッドカー(つながる車)の分野で実証実験など共同で進めてきた実績があり、関係強化を通じて次世代技術の開発を加速する。




今回の提携を通じてトヨタは、国内通信大手との提携関係を全方位に広げることになる。ソフトバンクグループとは18年に共同で移動サービス会社「モネ・テクノロジーズ」を設立。KDDIには12.67%出資しており、市販車向け通信分野などで連携している。

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kyoto00glo at 06:06│Comments(0)

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