2019年07月31日
京アニへの支援金、国内外から総額１３億円超に 社長メッセージ４カ国語に翻訳
京アニへの支援金、国内外から総額１３億円超に 社長メッセージ４カ国語に翻訳
「京都アニメーション」への支援金を募る動きは国内外で広がり、３０日までに総額１３億円を超えた。同社の口座には同日午後３時までに５万３１８５件、計１０億５８９５万円余りが寄せられた。アニメ関連団体など二つの募金も合わせると計約１４万９０００件、計約１３億４４００万円に上る。
米アニメ配給会社「センタイフィルムワークス」が事件後間もなく始めたクラウドファンディングには、１２日間で約６万８９００件、２３３万ドル余り（約２億５４００万円）が寄せられた。日本アニメーター・演出協会（東京都）も２６日から「Ｙａｈｏｏ！ネット募金」を始め、３０日午後７時現在で２万６９１９件、計３０９７万円が集まった。
アニメ制作会社などで作る日本動画協会（東京都）も２６日に義援金用の口座を開設。作品の舞台のモデルとなった京都府宇治市や京都市など各地で募金箱が設けられている。いずれも事件の被害社員や家族・遺族、会社への支援に充てられる。
一方、京アニは２９日、ホームページに「世界中の皆さまへ」と題し、日本語で公表していた「必死に戦っていきます」という八田英明社長名のメッセージを英語、中国語、韓国語、ドイツ語の４カ国語に訳して掲載した。
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現場近くの献花台に多くの人
「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件から１２日目となった３０日も、多くの人が現場近くを訪れ、献花台に花を手向けて静かに手を合わせました。
３５度を超える猛暑日となった３０日も、献花台には途切れることなく多くの人が訪れました。
献花台に花を手向け静かに手を合わせながら涙をぬぐう人の姿も見られました。
知人が京都アニメーションで勤めているという２６歳の男性は、「京アニの作品はものの見方を広げるきっかけとなりました。アニメは子どもたちの幸せを願って作られるものだと思っていて、純粋な心でアニメを作る多くの人たちが傷つけられたのは悲しいです」と話していました。
現場近くに住む７７歳の男性は「事件が起きてからしばらくは心が落ち着かず、献花台に来ることができませんでした。私の娘もアニメの絵をかくのが好きで専門学校に通っていたので、娘と同じ志を持った人たちが犠牲となり無念です」と話していました。
また、娘の知人が京都アニメーションに勤めている可能性があるという京都市の６４才の男性は、「安否はわかりませんが、万が一、事件に巻き込まれていたらショックが大きすぎます。もし入院しているとしたら１日でも早い回復を祈ります」と話していました。
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京都 青葉真司容疑者の同姓同名が「京アニ」に小説応募 「パクられた」発言との関連は？
３５人が亡くなった放火殺人事件で、過去に、容疑者の男と同姓同名の名前で「京都アニメーション」に小説の応募があったことがわかりました。
京都アニメーションの代理人弁護士によりますと、過去の作品の応募について京都アニメーション側が再度調べた結果、殺人や放火の疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者（４１）の名前と一致する応募があったことがわかりました。応募は、一次審査で落選していたということです。青葉容疑者は事件直後に「小説を盗まれたから放火した」と叫んでいます。代理人弁護士は応募があった小説の内容について「京都アニメーションの作品との類似点はないと確信している」としています。
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kyoto00glo at 06:02│Comments(0)
