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2019年07月17日

京都 京大がフレアの被ばく量を試算

京都 京大がフレアの被ばく量を試算


 火星の有人探査計画が注目される中、太陽表面で「フレア」と呼ばれる爆発現象が起きた場合、火星表面での被ばく量は地球のおよそ100万倍に達する可能性があるとする試算結果を京都大学の研究グループがまとめました。

フレアが起きると太陽からは強力な放射線が放たれますが、地球には十分な大気や磁場があるため地表まではほとんど届きません。
京都大学の山敷庸亮教授らのグループは、太陽を含む7つの恒星でフレアが起きた際の近くの惑星での被ばく量を、各惑星の気圧や磁場などを想定して試算しました。
その結果、地球と比べて気圧が低く、磁場を持たない火星の表面では、観測史上最大規模のフレアが太陽で起きた場合、地球のおよそ100万倍にあたる500ミリシーベルトの被ばく量に達すると試算されました。
山敷教授は、「フレアによる火星表面の被ばく量は致死量ではないが、長期間滞在する場合は影響を回避する必要がある。今後の宇宙開発においてどのような解決策があるのかを考え、提案していきたい」と話しています。
また、地球と特徴が似ていて生命が存在できる可能性も指摘されている「プロキシマ・ケンタウリ」という恒星の惑星では、気圧を地球の10分の1、磁場を持たないと想定すると、年に1回程度起きる規模のフレアによる被ばく量がおよそ9シーベルトに達すると試算され、地球と同様の生物が住む環境としては厳しいとしています。



kyoto00glo at 06:06│Comments(0)

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