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2016年01月30日

京都、ホテルに「あさの生家」邸宅跡脚光

京都、ホテルに「あさの生家」邸宅跡脚光



明治から大正時代に活躍した京都出身の女性実業家広岡浅子(1849?1919年)の生家「出水三井家(後の小石川三井家)」の邸宅跡に建つホテルルビノ京都堀川(京都市上京区)が、女性たちの注目を集めている。浅子がモデルとなったNHK連続テレビ小説「あさが来た」のゆかりの地として広く知られたためで、2月1日からはロビーでパネル展を始める。

 油小路通出水上ル周辺にあった旧三井邸は、浅子が17歳で大坂の豪商・加島屋に嫁ぐまで過ごした。戦後の財閥解体などを経て1972年にルビノが建った。

 旧三井邸は大きな邸宅で油小路通側に門があり、庭も広く、昭和初期まで建っていたようだ。現在もホテルの駐車場の一角には、旧三井邸の庭園で使ったと推定される高さ1・5メートルの石灯籠やつくばい、庭石が残っている。

 パネル展「明治・大正の府庁界隈(かいわい)など?近代の黎明(れいめい)『あさが来た』の時代?大正大礼」では、京都府立総合資料館所蔵の史料14点を公開する。旧三井邸が描かれている古地図「京都市明細図」、1915年に京都で行った大正天皇の即位の礼と街の状況を撮った写真が並ぶ。その折に京都府庁で開かれた閣議の写真には首相・大隈重信の姿がある。

 また、浅子が設立に携わった大同生命保険の協力で、浅子の足跡を振り返るパネルも展示する。

 ルビノ京都堀川の辰已喜則副支配人は「ドラマ放映後からガイド本を見て訪れる女性が増えた。時代背景とともにもっと深く広岡浅子を知ってもらうため、ぜひ展示を見てほしい」と話している。4月6日まで。無料。



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