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2017年06月30日

京都 <漢字ミュージアム>1周年記念 駿河版銅活字を紹介 世界初、日本語ワープロも

京都 <漢字ミュージアム>1周年記念 駿河版銅活字を紹介 世界初、日本語ワープロも


 京都市東山区の「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム)で29日、開館1周年を迎えたのを記念して新しい展示物が披露された。駿府に隠居した徳川家康が作らせた国内最初の銅活字「駿河版銅活字」(重要文化財)の複製品と、世界初の日本語ワードプロセッサー(ワープロ)の2点。1階の常設コーナーで陳列している。

 駿河版銅活字は、豊臣秀吉の時代に後陽成天皇に献上された朝鮮朝の銅活字を模倣して鋳造されたという。1606〜16年に約11万字が作られ、残存する一部は印刷博物館(東京都)が所蔵している。複製品は縦24・5センチ、横35・5センチ、厚さ4センチ。

 世界初の東芝製日本語ワープロ「JW−10」は京都市立洛陽工業高校同窓会「洛陽京工会」から寄贈を受けた。1979年に630万円で発売され、同窓会が購入。同校の授業で使用していた。

 手書きより速く入力できることを目標に開発されたJW−10の「かな漢字変換機能」は、多くの言語のデジタル化に大きな影響を与えたという。幅1・15メートル、高さ1・02メートル、奥行き0・76メートル。高坂節三館長は「漢字の歴史を、実物通じ伝えていきたい」と話した。

 30日、7月1、2日の3日間は入館無料。午前9時半〜午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休み。問い合わせはミュージアム(075・757・8686)。



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