2017年06月30日
京都 <平等院蓮>純白の花が鳳凰堂彩る 宇治
京都 <平等院蓮>純白の花が鳳凰堂彩る 宇治
京都府宇治市の世界遺産・平等院で、「平等院蓮(はす)」が今年も開花した。純白の清らかな花が訪れた人を楽しませている。見ごろは7月末ごろまで。
蓮の種は、鳳凰堂を囲む阿字池(あじいけ)が1999年に発掘調査された際、江戸時代後期(約200年前)の地層から出土した。2001年から毎年、花を咲かせている。
つぼみの先端は紅色だが、開花すると純白に変わる。花弁が薄いのが特徴。朝咲き、2日目までは早々に花を閉じる。3日目に開ききり、やがて散る。観賞の目安は午前10時ごろまでという。
境内には平等院蓮をはじめ、赤や濃いピンクの花を咲かせる蓮など計10種55鉢が展示される。問い合わせは平等院(0774・21・2861)。
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