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2017年06月07日

IoTで事業創出へ本腰 京都産業21など支援機関

IoTで事業創出へ本腰 京都産業21など支援機関

 京都産業21などの産業支援機関が、あらゆる機器をインターネットにつなげる「IoT」を活用したビジネスの創出に力を入れている。昨年秋に企業間の連携を進める研究会を発足させたほか、フォーラムも開催。販路の開拓や雇用の増加を目指している。

 「IoT/IoEビジネス研究会」は、京都産業21と関西文化学術研究都市推進機構、京都産学公連携機構の3者が、IoTに関する情報提供や企業連携の促進に向けて設立した。現在は京都企業を中心に約250人の技術者らが参加し、これまでに事例発表会を計4回催した。

 今後は新規事業の創出に本腰を入れる。7月と10月、来年1月に、IoTを活用した技術継承や高齢者雇用などのテーマで事例発表会を計画。各回とも終了後に参加者で議論する場を設け、実際のビジネスにつなげていくという。

 6日には、「けいはんなIoTフォーラム」の3回目を京都府精華町で開いた。亀岡市で最新のレタス工場を運営するスプレッド(京都市下京区)の担当者が講演し、「気温などのデータを収量予測に生かし、栽培環境の改善や営業に活用している」と紹介。村田製作所の技術者も「単独で使っていたデータ同士が仮想空間で連携し、新たなサービスが生まれようとしている」と指摘した。

 研究会とフォーラムは厚生労働省の補助事業「京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト」の一環で、2018年度まで継続する。京都産業21は「新たな成長産業として期待されるIoTを生かし、雇用を生み出したい」としている。



kyoto00glo at 06:11│Comments(0)

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